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パンフレットの文書
★東京社会医学研究センター
理事 村上 剛志 さん
★NPO法人地域サービス協会
副理事長 奥津竹子 さん
★原告
川田キヨ子 さん
の文書は、トップに掲載してあります。
以下、
@事件概要
A働くとうつ病
B川田直さんの過労自殺のトライアングル
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◆川田過労自殺事件とは(概要)
1996年9月、川田直さん(当時24歳)は、会社からの帰宅途中、団地10階から飛び降り自殺しました。
直さんは大学を卒業後、システムエンジニアとして安田コンピューターサービス(環MHトラストシステムズ)に入社しましたが、十分な研修を受けることなく第一線に配属され、その後もまともな指導を受けることはありませんでした。しかも、新人に対してメモ一枚で理解困難な仕事を指示するなど、日常的に非人間的な扱いがなされ、直さんが肉体的にも、精神的にも追い込まれ、筆舌に尽くし難いストレスを背負ったことは論をまちません。
その結果、入社した年の7月頃にはうつ病を発症するにいたりました。しかし、会社はそれを放置したばかりか、退職を決めた後も会社に出勤させるなど、うつ病を増悪させ、結果的に自殺に追い込みました。
就職してまもない健康な若者がわすか3ヶ月余りでうつ病になるというのは極めて異常なことです。会社の責任は重大といえます。
現在、労災認定については労働保険審査会で、損害賠償については東京地方裁判所八王子支部でたたかっています。
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◆働くとうつ病
働く者の命と健康を守る全国センター 色部 祐
うつ病は、過剰なストレスが原因で発症する心の病気です。働く者にとってストレス要因は、就職、配置転換、転職、職場の人間関係などがあげられます。過剰なストレスを受け続けると、睡眠障害、抑うつ感、言動の不活発、などが初期症状として現れます。日本人の20%は一生のうち1度はうつ病になるといわれています。しかし、症状がさらに進むと自殺願望が強くなります。日本人の自殺者の60%以上は、うつ病といわれています。
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◆三つのトライアングル
1、ジステムエンジニア(SE)などコンピューター労働の特性への無理解
新人SEだった川田直さんの過労自殺は、いわゆる長時間労働型ではありません。昨今の研究でコンピューター労働の特性どして、うつ病など精神疾患を引き起こす要因が含まれているということが明らかになっています。
ある調査でば過労が誘因のうつ病患者の症例で、コンピューター関連職は、他の業種の約4.5倍になっているという報告もあります。
このように、会社がコンピューター労働の特性を正しく認識し、適切な対応がされていたのならば、直さんの事件は起きませんてした。
2、うつ病などメンタルヘルスの専門的対策の完全欠落
うつ病を発症した直さんの体調の悪化は、上司の目にも明らかになっていましたが、会社は直さんのうつ病を回復させる措置をまったくとらず、むしろ病状を悪化させるような対応に終始。
そのことが病状をますます悪化させ、自殺においやることになりました。特に退職願い受理後に月内出社をさせたことは重大な誤りです。
3、親会社・安田信託銀行の危機とむすびついたYCSの明白な安全配慮義務・注意義務違反と非常
直さんか会社に人社した1996年当時、銀行など金融業界は「金融ビックバン」といわれる金融改革を目前に激しい競争に追い込まれいました。安田コンピューターサービスも例外ではありませんでした。
そのため、会社においては過密労働が横行し、労働者は常に仕事と時間に追われていました。そして、「シロウトでも安心」と言いながら、会社にはコンピューター未経験者を適切に指導する体制が当初から用意されていませんでした。
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