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川田直(すなお)さんの労災認定をかちとる会 05年度総会決定
(04年度のふりかえりと05年度の取り組み)
2005年4月30日 くにたち会館
<1.はじめに>
この一年、葛の葉の会、国立の会が結成され地域活動が大幅に強化されるとともに、福島県福島市や喜多方市にも運動の輪が広がりました。また署名が約9000筆にせまるなど、全体としてあげ潮の中で6月からの証人尋問を迎えます。私たちは地域にそして職場に「なくせ過労死、過労自殺」の世論を広げながら、勝利に向け、スクラムを組んで奮闘していきます。
<2.働く労働者の健康をめぐる情勢と川田裁判の意義>
規制のないまま続く長時間過密労働、夜間労働の拡大、リストラ「合理化」のもとで労働者の健康は悪化しています。自殺者は6年連続3万人を越え、03年34427人となりました。過労死の認定では03年度は312件、精神障害の認定は121件と2年連続異常な増加となっています。
さらに精神疾患では、厚生労働省によれば、医療機関を受診している人は2002年では国民の約45人に1人に当たる260万人に上がっています。また、文部省の発表による小・中.高公立学校教員の長期休職者は6304人ですが、そのうち、精神疾患による休職者は3194人に達しており、これは、全休職者の50.7%なっています。20年前の1979年は全体職者のうちの精神疾患の割合は18%でしたから、20年間で3倍近くとなっています。とくにこの5年間で千人以上増えるという異常な事態になっています。学校教員の中に精神疾患を増大させている背景には、児童・生徒を取り巻く社会環境や家庭環境から生じる教育活動の困難さ、加重なストレスからくる過労・慢性疲労が広がりつつあることを示しています。
またこの間東京労働局は過重労働による健康管理実態調査をおこないましたが、労災認定基準の月100時間又は平均80時間を超える時間外・休日労働を行ったか、又は今後行う可能性があるすると企業は、54.0%であることがわかりました(平成16年1月発表)。一方、脳・心臓疾患発症の懸念があるとした企業は35.3%で前年調査より5.2%増加していることもわかりました。
このような状況の中で、過労死・過労自殺に象徴される労働者の健康問題は、労働のありかたを問う問題として、その抜本的対策を考えていかなければならない深刻な状況にあります。まさしく、川田事件は全労働者の問題であり、その勝利は労働者のいのちと健康を守る上で極めて大きな意義をもつものといえます。
<3.前回総会以降の主な取り組み>
4月17日 働くもののいのちと健康を守る東京センターに加盟
4月19日 第4回裁判−50名が参加
5月 1日 メーデーに参加
5月16日 福島県福島市で 集会
6月11日 労働保険審査会−30名
6月21日 第5回裁判−台風の中 約30名が参加
8月27日 裁判対策会議
9月13日 第6回裁判−45名が参加
9月27日 役員会
10月17日 「とうかつ健康まつり」葛の実の会 署名407筆 新会員3名
10月25日 役員会
11月 1日 裁判対策会議
11月 8日 第7回裁判
11月21日 「かっしか勤労者フェスティバル」葛の葉の会 署名189筆 新会員13名
<ニュースの発行>
6月11日 モモとナナ4号
7月30日 葛の葉1号
8月 1日 モモとナナ5号
10月 1日 葛の葉3号
モモとナナ6号
12月 5日 葛の葉4号
1月 1日 モモとナナ7号
2月13日 葛の葉5号
4月 1日 モモとナナ8号
4月24日 葛の葉6号 |
12月 1日 裁判対策会議
1月17日 役員会
1月20日 国立駅頭宣伝
1月24日 裁判対策会議
2月12日 国立の会結成総会−60名参加
2月14日 裁判進行協議
2月16日 裁判対策会議
2月25日 国立駅頭宣伝−11名参加
3月28日 役員会
4月 4日 裁判対策会議
4月 8日 国立駅頭宣伝
4月18日 第8回裁判−40名参加
4月22日 役員会
<3.05年度の取り組み>
1、裁判傍聴
6月から証人尋問に入り、裁判も山場を迎えます。また、裁判長もかわりました。毎回の裁判傍聴の目標を60名に設定し、私たちの運動の広がりと勢いを裁判所と会社側に示していきます。
次回裁判 6月13日(月)午前10時30分 東京地裁八王子支部
2、2つ署名を2万筆に広げます。
昨年の総会で2年間で2万筆の署名を集約することを確認しました。来年度総会までにあと1万筆余をつみあげます。
3、地域に依拠して広範囲な人々に賛同と協力を訴えていきます。
・駅頭署名の定期開催(タスキの作成を検討)
・地域イベントでの訴え
・新規開拓も含め徹底して地域の組合・団体等に足を運びお願いする。
・10歳台、・20歳台等若者へのアプローチ
・三多摩メーデー、中央メーデーに参加
4、地域の会(葛の葉・国立)や福島県(福島市・喜多方市)で奮闘していただいている方々との協力共同
証人尋問がはじまり、6月からは裁判の様相がわかりやすくなってきます。積極的に各地域に足をはこび、裁判の現局面等について報告を行い交流していきます。また、地域の会の発展に力を尽くしていきます。
5、東京社会医学研究センター、東京いのちと健康を守る東京センターに結集して、知を力に運動を進めます。
・社医研と、いの研の催しに積極的に参加します
・過労死・過労自殺に関わる学習・啓蒙活動を位置づけます
6、会員拡大・実務強化
ありとあらゆる機会で会員拡大を位置づけましよう。また、名簿や会費管理の体制を強化して、会員等からの問い合わせに対して迅速に対応できるようにします。
7、ホームページ、ニュースの強化
引き続きホームページ(デジクリ企画に委託)とニュース(岡村啓史さん作成)の内容の充実をはかります。なお、会員のみなさまからの積極的な投稿をお願いします。
<4.2005年度体制>
会長 奥津竹子
副会長 田中龍男 松岡勉
事務局長 松崎正人
事務局次長 岡村啓史 長谷川伸次 長谷川洋
会計・名簿管理 佐藤祐実 和田百合子 田中ヒロ
役員 中川晴弘 穂阪健
顧問 東京社会医学研究センター 村上剛志さん
いのちと健康を守る東京センター 色部 祐さん
三多摩法律事務所 吉田健一先生
富永由紀子先生
河村文先生
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